看板トピックス

入りやすい外観・看板デザインについて。

入りやすい外観・看板

看板デザインは発見されることが目的!だと考えられてきました。看板は周りの景観に埋もれないように「目立つこと」が看板デザインの定番でした。ここでご紹介している「入りやすい」かどうかは看板デザインとは全く別の話のように思えます。
しかし現代の看板デザインには「発見されること」に加えて、「選ばれる」ことが求められています。看板がどれだけ目立っていても、その看板デザインが一般的な業種のイメージデザインではなかったり、また奇をてらっていて良い印象を受けないデザインだと、「選ばれる」という目的は達成出来ません。

入りやすい外観・看板

同じように「看板デザイン」と「外観デザイン」は全く別の話では?と思われるかもしれません。しかし“看板”に求められる役割を考えれば当然外観デザインも重要になります。
看板デザインの雰囲気が良くて、好印象を持ったとします。そのお店の外観デザインがとても汚れていたり、また冷たい印象を受けたりしたらどうでしょうか?看板デザインの良いイメージと、この暗いイメージの外観デザインにはギャップがあり、どちらが本当なの?と不安に思うのではないでしょうか。看板デザインだけを新しくしても、お店や医院の入口が暗かったりして“入りにくい”なら、看板効果(来店・来院)は見込めないでしょう。「看板」を選ばれる為のツールだと理解するなら、「看板」を一つのパーツとして捉えるのではなく、お店や医院が消費者に影響を与える可能性のある部分は全て「看板」だと捉えてデザインしなければなりません。

入りやすい外観・看板デザインのコツについてご説明します。
外観デザイン、看板デザインと分けて記載していますが、先ほど述べました通り、消費者から選ばれる事を目的にデザインするのであれば、外観デザインと看板デザインに区別はなく、両方が一体となってデザインされ消費者へ好印象を与えるようにしなければなりません。外観と看板のデザインタッチ、カラーリング、素材感などを出来る限り合わせていくデザインセンスが重要です。

入りやすい外観・看板

もっと具体的に「入りやすい」外観・看板デザインについて述べます。どのような店舗・医院であっても共通して言えるのは「入口が明るい」ということです。入口はお客様を迎えるところですので、必ず明るくする必要があります。夜店舗や医院の入口付近を明るくしたいなら最適なのは照明を増やすことです。これは誰もが思いつく方法でしょう。
しかし一方で照明を増やしたのに、何か暗い気がする・・・というご相談は非常に多いです。何故このように入口付近が暗く感じるかといいますと、照明が当たっている部分が地面だからです。ダウンライトなどを増設して玄関付近の照度を上げても、軒や壁面に照明が当たっていなければ、印象は明るくなりません。もし照明はあるのに暗いと感じるのであれば、適切な位置を照らす照明を増やして下さい。
一方昼間に店舗や医院入口付近が暗いと感じる場合は夜のように簡単にはいきません。昼間に暗いと感じるのは主に印象のせいです。

入りやすい外観・看板

1:間口が全面ガラスなどの店舗・医院の場合
この場合はガラス面の特性をよく理解し対策が必要です。ガラス面は夜に見ると明るく感じるのですが、昼間は向かいのビルやアスファルトが反射して暗くなります。
カッティング文字のみ、または全くシート加工などをしていない場合は入口を明るくするという目的に主眼をおいてデザインしたカッティングシートやフォグラスシートを貼る事をお勧めします。ガラス面にデザインされたシートなどを貼ることで風景やアスファルトの映り込みを防ぎ、昼でも明るい印象が残せます。

入りやすい外観・看板

2:ファサード部分や扉などの色が暗い店舗・医院の場合
店舗・医院入口の印象はファサード(外装)、扉などで決まります。ファサードや扉に暗さが目立つ場合はこの部分をデザインして明るくするか、それ以外のところに目線を奪う仕掛けを考えます。この部分を明るくする方法ですが、扉は極端に汚れているなどがない限り、変えるというのは現実的ではありませんので、デザインを施すならファサードでしょう。例えばシャッターBOXなどもファサードです。
シャッターBOXは暗い色であることが多いのですが、これはシャッターBOXだからしょうがないと諦めずに、塗装するなどの工夫をすれば印象は劇的に変わります。また他に目を奪わせて暗さを消してしまう方法もあります。ただこの場合重要なのは暗いと感じる部分の存在の大きさです。何もデザインしたサインなどがなく、目の行き場がないから暗さが気になるのか?それとも暗い部分の面積が大きく、その部分の色が印象を決定づけてしまうのか?によって手法も大きく変わってきますのでご注意下さい。

入りやすい外観・看板

このように「入りやすい外観・看板」デザインは特に入口付近の印象に注目します。印象を明るくする事という手法は各店舗・医院によってさまざまですので、これといったマニュアルはありませんが、いずれもデザインの力で大きく改善します。
入りやすい外観・看板デザインは決して1パーツを考えるのではなく、外観全体をトータルでデザインする事が求められます。
毎日見ている人(運営されているご自身やスタッフ)が店舗・医院を暗いと感じているなら、消費者は確実にそう感じていると断言できます。
条件はさまざまですが、暗いと感じるなら必ず原因があります。どんな条件の店舗・医院でも必ず改善方法(デザイン)は見つけられるはずです。

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